サウナのおすすめ本『医者が教えるサウナの教科書』まとめ・要約

 

 
サウナに興味があるが、どのように入るのだろう?
この本を読むべきか迷っているので内容はどうなんだろう?

そんな方々のために『医者が教えるサウナの教科書』の内容をポイントを絞って説明します。

結論から言いますと、社会人は男性女性問わず正しいやり方でサウナに入るべきです。

それは、なぜか?

サウナは身体的な疲労回復だけでなく、脳の疲労回復に繋がるからです。

 

社会人は知らず知らずのうちに脳の疲労が蓄積してしまっています。
なのでサウナに入れば、頭がスッキリするので精神的ストレスや画期的なアイデアにつながります。

では、なぜサウナはそんなに良いのか、どのようにサウナに入れば最大の効果を得られるのか説明していきます!

※サウナの入り方のみを知りたいという方は途中の部分は飛ばしてください。

『医者が教えるサウナの教科書』のおすすめ度

読みやすいか? ★★☆

→量が多くないので、人によっては1時間ほどで読み終わる分量です。

実際に役に立つか? ★★☆

→具体例な方法とともに医学的な根拠等も説明されており、必要に応じて飛ばしながら読み進めることをおすすめします。




なぜサウナはそんなに良いの?【サウナが良い理由】

 

結論、最も効率的に脳と体を「ととのえる」、コンディショニングできるからです。

そしてこの脳を「ととのえる」、つまり脳の疲労を取るということが非常に重要です。

なぜ脳の疲労回復が社会人にとって重要か?

人はぼーっとしていても脳の7~8割が動いていると言われています。

スマホでいうと、裏で勝手にアプリが動いていて電池がどんどん減るイメージ

特に社会人は、明日は何するかとか、いつまでにこれをやらないととか、仕事が終わっても頭に仕事のことが頭に残っていて、どんどん脳の疲労が蓄積します。結果どんどん脳のパフォーマンスが落ちてしまいます。
なので時には強制的それをオフにすることが大事というわけです。

そのための方法として近年、瞑想やマインドフルネスが注目されています。
しかし、瞑想はお坊さんが修行するように長いトレーニングが必要です。
その点サウナは正しい方法でサウナに入るだけでOKなので効率的な手段と言えます。

ととのうとは?

心身ともに非常に調子の良い状態のことです。

もう少し言うと、リラックスしているが眠いわけではなくむしろ意識は清明です。

スポーツでいう、ゾーンに入る感覚に近いかもしれません。

なぜサウナに入ると「ととのう」(コンディショニングできる)の?【整う仕組み】

簡単に言うと、人体にとって危機的な状況を意図的に作り出すことで「ととのう」ことができます。

サウナ室

サウナ室は100度近くあり、世界で一番暑い場所です。
→環境に適応することに集中して余計なことを考えなくなる

水風呂

極限まで熱せられた体が冷水につけられます。当然体は驚きます。
→持てる力を総動員して環境に適応しようとする

外気浴(外でぼーっとすること)

危機を脱したと判断した体は急速に「ととのって」いきます。
→徐々に「ととのう」ことで、脳はサクサク動き、体も軽やかになっていく

このように危機的な状態から安全な状態へという流れを意図的に作ることで、脳を強制的にリラックスさせるというわけです。

他には良いことはないの?【サウナの効果】

この脳の疲労取るということ以外にもサウナによる良い効果はたくさんあります。
本書では科学的な根拠とともに、効果を説明していますが、ここでは具体的な効果のみ挙げておきます。

  1. 決断力と集中力がアップ
  2. アイデアやひらめきが舞い降りる
  3. 感情的にならなくなる
  4. 睡眠をコントロールできるようになる
  5. 感覚が敏感になる
  6. 肩こり、腰痛、眼精疲労がやわらぐ
  7. 肌がきれいになり、やせやすい体質に

実際どのように入るのが一番効果があるの?【サウナの入り方】

では、効果的なサウナの入り方を説明します。

まず大前提として認識しておくべき、一番大切なことは「自分自身が気持ちいいこと」だということです。

この後、具体例な入り方を紹介しますが、体調を崩しては元も子もありませんので、これをベースに自分なりのスタイルを考えてみてください。

サウナ室

  • サウナはミストサウナがおすすめ(湿度が高い方が深部まであたたまるため)
  • 体勢はあぐらか体育座りがおすすめ(体の温まり方に差が出てしまうため)
  • 出るタイミングは心拍数を目安にするのがおすすめらしい(時間だとばらつきが出るとのこと)
ただ私は心拍数があまりしっくりこないため、10分を目安にしています

水風呂

  • 入る前に暖かいシャワーで汗を流す
  • ゆっくり水風呂に入る
  • 水風呂はだれでもつめたい、しかし30秒ほどつかると冷たさをやわらげてくれる「羽衣」ができるので、我慢できる
  • 温度は16~17度が最適(これが痛みを感じないギリギリの温度)
  • 出るタイミングは、水風呂につかって1分ほど、感覚としては気道がスースーしたらという感じ

外気浴

  • 手早く体を拭き、外気浴に向かう(気化熱で体が冷めるから)
  • 体勢はイスに座るか横になるのがおすすめ(起立の状態はNG)
  • 時間は5~10分程度
  • 真正「ととのい」タイムは水風呂から出て約2分なので、速やかに行動する

1セット終えたら水分を補給して、3~4セット行う

 

ざっと以上になります。

注意点としては、「サウナ→水風呂→外気浴」の1セットは崩さないでください。

3~4セットと聞くとそんなに!と思うかもしれませんが、やってみたら意外といけるものなのでぜひ試してみてください。

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その他の内容

本書では以上のような内容に加えて、目的別のサウナの入り方行きつけのサウナの基準といった内容が書かれていますので、詳しく知りたいという方はぜひ、読んでみてください。




まとめ

では最後にまとめます。

なぜサウナはそんなに良いのか?

最も効率的に脳と体を「ととのえる」、コンディショニングできるから

なぜサウナに入ると「ととのう」(コンディショニングできる)のか?

意図的に人体にとって危機的な状況を作り出すから

他にどんな良い効果があるのか?

  1. 決断力と集中力がアップ
  2. アイデアやひらめきが舞い降りる
  3. 感情的にならなくなる
  4. 睡眠をコントロールできるようになる
  5. 感覚が敏感になる
  6. 肩こり、腰痛、眼精疲労がやわらぐ
  7. 肌がきれいになり、やせやすい体質に

 

どのようにサウナに入るべきか?

①サウナ室
体勢はあぐらか体育座り
出る時間は約10分
②水風呂
入る前に暖かいシャワーで汗を流す
出る時間は約1分
③外気浴
手早く体を拭く
体勢はいすに座るか横になる
時間は約5~10分
これを1セットとして、3~4セット行う
セット間で水分を補給し、1セットは崩さないようにして行う

 

以上になります。
いかがだったでしょうか。

私は元々サウナに入ったことはありましたが、水風呂が嫌いで、ただ汗をかくためのものだと思っていました。
なので正直そこまで興味がありませんでした。

ただオリラジ藤森さんのYouTube動画をきっかけにサウナに興味を持ち、この本を読んで実践したところ、非常に良かったです。

頭がスッキリして、なんともいえない感覚です。

ぜひみなさんも、試してみてください!

 

 

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