みんなこのような疑問があるのではないでしょうか?
そんな方々はぜひこの本を読むべきです。
大学で経営学を勉強していればお金に関してある程度知っているかもしれませんが、ほとんどの大学生や社会人はあまり勉強をしたことはないと思います。もちろん私もその一人でした。
本書を読めば、
- お金に関する知識を高めることができ
- 具体的にお金持ちになるにはどうすればいいか
ということがわかります。
ではそのポイントを絞って説明します。
『金持ち父さん貧乏父さん』のおすすめ度
読みやすいか? ★★☆
→本文の半分ほどは物語形式で書かれているので読みやすいです。
実際に役に立つか? ★★★
→会社経営に関わる話も多いので全てが役立つわけではないですが、そもそも経営者がなぜ金持ちかということがわかりますし、実際に経営者以外でも実践できることもありますので、大きく役立ちます。
『金持ち父さん貧乏父さん』の要約・内容・あらすじ
本書のポイントを要約すると、
- 一方は実の父で、高い教育を受け大学を卒業し、公務員として働くお父さん
- 一方は親友の父で、高校は卒業せず、いくつもの会社を経営しているお父さん
一般的に学校で褒められたり、親が薦めるのは前者の父さんだと思います。
でも実はそれこそが貧乏父さんなのです。
では具体的な違い、金持ちになるためにすべきことを説明します。
金持ちはお金のためには働かない
2人の大きな違いはここにあります。
貧乏父さんは、給料で服を買ったり、車を買ったり、家を買ったりします、まあ一般的ですよね。
対して金持ち父さんは、株を買ったり、ビジネスを始めたり、家を買うといっても他人に貸すために不動産投資として購入します。
ポイントは、金持ちは自分のためにお金を働かせるということです。
ではお金を働かせるにはどうしたらいいか?それはお金について学ぶということです。
お金を学ぶー持ち家は資産か?-
お金について知る上で大事なことは、資産と負債の違いを知ることです。
みなさんはどう思いますか?
一般的には資産だと考えている人が多いと思います。
でも違います。
持ち家はローンを組んで毎月家賃を支払いますよね。毎月お金が出ていっています。それは負債です。完済すれば売ることができますが、もちろん元の価値より下がっています。
では、具体的に資産とはどんなものがあるのか?
具体的な資産
本書では以下のような例があげられています。
- ビジネス
- 株
- 不動産
- 音楽・書籍
その中でもビジネス、つまり会社経営に関わる話が後半部分で説明されています。
会社経営者はなぜお金持ちになれるのか?
特に節税の部分が印象に残ったので紹介します。
ポイントは、税金を支払う前に収入から経費を支払うことができるということ。
経営者は、収入を得たらそこから経費を差し引きし、残ったお金に税がかかります。その経費の中には接待としての食費、会社の車購入費、福利厚生としてのジム費用など合法的に様々な費用を経費にできます。
(収入ー経費)×税=手取り
サラリーマンは、収入に税がかかり、残ったお金で生活をやり繰りします。
収入×税=手取り
明らかにサラリーマンの方が搾取されていますよね。
これを見て、会社を作ろうと思えればいいですが、いやいやリスクが大きいよと考える人も多いと思います。
そんな方は事実は事実として認識し、その上で自分ができることを考えるのがいいと思います。
まとめ
では最後にまとめます。
- 金持ちはお金ために働くのではなく、お金を働かせる。
- そのためにどうしたらいいか?それはお金について学ぶこと。お金の知識において大事なことは、資産と負債の違いを知ること。その違いとは、資産はお金を増やすが、負債は逆に減らすということ。
- 資産の代表例は、会社経営・株・不動産・音楽・書籍。
- 経営者はなぜ、金持ちか?節税しお金を生み出すことができるから。
以上のようになります。
アクションプラン
最後に私のアクションプランを記載しますので、参考にしてください。
①自分のビジネス=ブログをはじめる
この本を読んで何かできることはないかと思い、ブログをはじめました。
②積立NISAをはじめる
いろいろ投資の勉強をしてNISAが良いという結論に至りました。国が推奨しているため税金がかからないことと、株やFXは元手を失う可能性が高いという理由からです。
他にも今ならYouTubeや、プログラミング、マンガを描くなどいろんな手段があると思います。
今は終身雇用で働くという時代は終わったと多くの人が言っている通り、いろんな働き方を探してみてもいいかもしれませんね。