どうすれば周りより、一歩リードできるのだろう?
このようにお悩みの方、多いのではないでしょうか?
春から社会人として働きだしたものの、この状況で充分に研修を受けられていないという方もいるかもしれません。
その内容及びポイントを紹介します。
社会人1年目におすすめの本『入社1年目の教科書』【おすすめ度】
読みやすいか? ★★★
→3つの原則、50の指針というように項目に分けて記載されているので非常にわかりやすいです。
実際に役に立つか? ★★☆
→正直50の指針全てが役立つわけではないと感じました。ただ学生と社会人の違いや実際に意識しておくべきポイントなど役に立つ部分は多々ありますので、読んでおくべきです。
社会人1年目におすすめの本『入社1年目の教科書』【要約・ポイント】
本書では3つの原則と50の指針を紹介しています。
なので3つの原則と、50の指針の中で実際にこれは大事だと感じた5つの部分を紹介します。
3つの原則
1 頼まれたことは必ずやりきる
部下に仕事を頼むと、すぐやる人と後回しにする人の2種類に分かれます。
その上後者の人は催促する必要がある場合が多いです。そうなれば仕事を頼みたくなるのは、すぐやってくれる人ですよね。それは将来的な信頼に繋がっていきます。もちろん最初はわからないことが多いですので、「ここまではやりましたが、ここで詰まっています」と上司に報告・相談してください。
2 50点で構わないから早く出せ
これは①に関連しますが、100%で出す必要はないと考えてください。
はじめのうちは、わからないことが多く時間をかけても方向性が間違っていて一からやり直しということが多々あります。
3 つまらない仕事はない
1年目の仕事は、はっきり言って雑用が多いです。
ただそれは会社の仕組みとして、業界の流れとして、仕事として知っておかねばならないことというのが多いです。そういった仕事の中にももっと早く、もっと効率的に改善していく余地はあると思うので、自分なりに考えて実行してください。
では、ここからは50の指針のうち個人的に重要だと感じた部分を紹介していきます。
何があっても遅刻はするな
当たり前のことですが、この意識の低さが学生気分です。
100回中99回時間に間に合う、ではダメです。100回中100回間に合うにしてください。私の会社では朝早く出社するだけで褒められるほどです。
メールは24時間以内に返信せよ
正直私が最初できていなかった部分です。
単純に依頼されたことを忘れてしまったり、締め切りに間に合わなかったり、上司が部下の状況を把握できなかったり。
なのですぐ返信できることは返信して、確認や作業が必要な場合は必ずその日に「いついつまでにご連絡します」と伝えてください。
朝のあいさつはハキハキと
これは体育会系だとか社畜だとか悪いイメージをする人もいるかもしれません。
ですが取引先や社内で良好な人間関係を構築するためにあいさつは重要です。当然あいさつもできないのかと思われるより、明るくハキハキしているなと思われる方が良いですよね。それで全てが決まるわけではありませんが、第一印象でその後の関係性が変わってきます。
笑われても大丈夫です。むしろ笑われたら勝ちです。それでみんなかわいい後輩だなと思っているわけですから。
仕事は盗んで、真似るもの
会社は学校ではありません。
研修が充実している会社もありますが、一から十まで教えてくれると思わないでください。
その上で「ここまではわかったのですが、ここからどうすればいいかわかりません」と先輩や上司に相談するようにしましょう。
聞く方がはやいという人もいるかもしれませんが、なんでもかんでも聞いていたら、一向に自分の力はつきません。
ビジネスマンはアスリート
仕事は体調管理も非常に重要です。
よく風邪をひく人に大事な仕事は任せられません。
元メジャーリーガーのイチローのすごさはケガをしないことだというのは有名な話ですよね。有名な社長も筋トレを趣味にしていることが多いです。
社会人1年目におすすめの本『入社1年目の教科書』【まとめ】
3つの原則とは?
- 頼まれたことは必ずやりきる
- 50点で構わないから早く出せ
- つまらない仕事はない
50の指針のポイントのうち重要なポイントは?
- 何があっても遅刻はするな
- メールは24時間以内に返信せよ
- 朝のあいさつはハキハキと
- 仕事は盗んで、真似るもの
- ビジネスマンはアスリート
以上のようになります。
いかがだったでしょうか。
はじめのうちは覚えることが多いと思いますが、上記の3つの原則と5つのポイントを意識するだけで今後が大きく変わってくると思います。
他にももっと知りたいという方は、ぜひ本書を読んでみてください。