もっと成長するにはどうしたらいいのか?
このように悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
私も最近、成長のスピードが落ちてしまっていると感じています。
そんな方々にぜひ読んでいただきいのが本書です。
本書を読めば、
- 成長とは何か?
- 何が成長を遅めているか?
- 何が成長を加速させるか?
ということがわかります。
では、早速いきましょう!
『成長マインドセット』のおすすめ度
★★★ 読みやすいか?
→会話形式や図で説明されているので非常に読みやすい
★★☆ 実際に役立つか?
→すぐに実践というよりマインドの話なので、今すぐに成果に繋がるわけではないが成長の伸びが変わる
『成長マインドセット』の要約・ポイント
本書のポイントは以下の3つになります。
- 成長とは何か?
- 何が成長スピードを遅めているか?
- 何が成長スピードをはやめることができるか?
この中でも特に重要だと感じた1の成長とは?という部分と2の成長を遅くさせる要因について説明します。
成長とは何か?(アイスバーグ理論)
本書では、以下のピラミッドを大きくすることだと述べられています。
私は、英語であったりExcelであったりコミュニケーション能力であったりスキルの部分ばかり意識していました。
そうではなく、自分は何のために働いているのか?どんな人間になりたいのか?そのためにはどのような毎日を過ごしていくべきか?といった部分を意識すべきということですね。
確かに、「野球を楽しみたいと思っている草野球選手」と「メジャーリーガーに絶対なるんだという意識で練習している高校球児」とでは成長スピードが違いますよね。
何が成長スピードを遅めているか?(心のブレーキの外し方)
本書では、「悩みブレーキ」と称して5つほどその要因と対策が説明されています。
その中でも特に私が重要だと感じたことは、そもそも「悩みブレーキ」を認識できているかというところです。
人は働きながらいろいろな悩みを抱えていると思います。
もちろん過度なストレスな中でも悩まずに働け!ということではありません。
関心の輪と影響の輪
本書では、その悩みは関心の輪の内側なのか、影響の輪の内側なのかで判断すべきと述べています。(引用元は『7つの習慣』です)
- 関心の輪とは、外部要因であり、自分では変えられないこと
- 影響の輪とは、内部要因であり、自分で変えられること
確かに会社がどうとか、上司がどうとか、政府がどうとかで周りと愚痴を言いあいがちですよね。それもいいですが、ただそれだけでは何も自分の成長にはつながらないかもしれませんね。
ちなみに本書では、例えば2年は頑張ってみる、その後このまま今の会社で働くべきか考える、というように一度ブレーキを外して頑張ってそこでもう一度考えてみては?と提案しています。
その他の内容
本書ではその他にも、どういうことを意識すれば成長を加速させることができるかといったことが、喫茶店のマスターと悩める中間管理職の主人公との対話形式でわかりやすく説明されています。
最近伸び悩んでいるとか、上司から成長していないと言われたとか、少しでも悩んでいる方は役に立つはずです。
ぜひ参考にしてみてください。