今の仕事は本当に自分に合っているのだろうか?
このようにお悩みの方におすすめなのが『ストレングスファインダー』という本です。
特にこれから就活や転職活動をする人にはおすすめで、一番手っ取り早く根拠のある自己分析ができます。
ちなみにこのテストは様々なデータから作られており実際にリクルートなどでも採用されているため根拠のある内容となっています。
市販の本は2,000円しますが、明らかにそれ以上の価値があると思います。
では、内容をポイントを絞って説明します。
『ストレングスファインダー』のおすすめ度
読みやすいか? ★★★
→序盤はストレングスファインダーの考え方の話ですが、その後はWEBテスト結果の詳細です。なのでWEBテストを受けるだけでほぼ完結するのですぐに終わります。
実際に役に立つか? ★★☆
→全て鵜吞みにするのは良くないかもしれませんが、自己分析の大きなヒントになります。
ポイント①人は短所に目を向けるのではなく、長所を伸ばすべき!
例を挙げると、、、
私の会社でも「仕事が遅い、もっと優先順位をつけて効率的に業務を行いなさい」であったり、「相手の痛いところを突く内容であっても、もっと自分の言いたいことを言いなさい」と指摘されている人がいました。
ただその人はその人で、人一倍仕事が丁寧であったり、相手を気遣える人だったりするのでそういった長所を消してしまうのではないかと思う場面がありました。
実際仕事のスピードが求められたり批判的な意見が必要な仕事もあると思いますが、そうではない仕事もあると思います。
そういった長所が活かせる仕事を選ぶことができれば、その人はより気持ちよくより活躍できるかもしれません。
人の才能は、先天的な部分と幼少期の経験・環境が大きく影響する
本書によると、様々なデータを分析した結果、人の才能の大部分は幼少期で決まるそうです。
なのでそれをWEBテストを通じて見つけようということです。
ポイント②強み=才能×投資
例えば、いくら野球の才能があっても練習しなければ、同じぐらい才能があってなおかつ練習している人には勝てませんよね。
それと同じでいくら才能があっても、それを磨かなければ真の強みにはならないということです。
なので結論として、本書の適切な使い方は以下のようになります。
- まず本書のWEBテストで自分の才能を知覚し
- その才能を磨くことで強みにしていき
- その強みを最大限に活かせる環境で発揮していく
私の診断結果
参考として私の結果を紹介します。
①競争性
<特徴>
競争環境でより力を発揮する
<行動アイデア>
- 自分の成果を測ることができる環境を選ぶ
- 自分より高い成果をあげている人を特定する
- ありきたりな業務も競争ゲームにする
- 勝ったときには、なぜ勝てたか時間をかけて検証
- 負けたときの精神的な対処法を考えておく
<感想>
確かに私は子どものころから、負けず嫌いです。そしてどこか競争環境を求めている部分があるのであてはまっているなと感じました。
②自我
<特徴>
承認欲求が強い
<行動アイデア>
- 課題や行動を自分で決められる仕事を選ぶ
- あなたにとって評価は重要
- 自分の仕事ぶりが人目に触れるとき最も良い仕事をします
- 重要なチームやプロジェクトを率いるとき最高の力を発揮する
- あなたの夢や目標を家族や親友と共有する、そうすれば実現可能性が高まる
<感想>
承認欲求が強いというと少し自己中心的な感じがあって嫌ですが、確かに多くの人に見られるプレゼンで成果を残したことがあり、そういったことが得意というイメージを持っています。
③回復志向
<特徴>
問題解決が得意
<行動アイデア>
- 医療やコンサルティング、プログラミングが向いている
- トラブルの解決に積極的に力を貸す
- すでに発生した問題の解決だけでなく、これから起こる問題の予測や予防も意識
- 絶えず成長し続けることが、特質の一つ
<感想>
問題解決が得意という意識はありませんでしたが、成長意欲という点は納得できました。
④分析思考
<特徴>
論理的に物事を考える、データを好む
<行動アイデア>
- データを分析したり規則性を発見したりする仕事が適している、マーケティングや金融など
- 分析思考を大きく伸ばす講座を取りましょう
- 人に伝えることであなたの考えをより価値の高いものにしましょう
- データのなかにあるパターンを探しましょう
<感想>
得意かどうかはわかりませんが、確かに営業という仕事柄データを分析し、そこから企画提案するということは好きです。
なのでこの部分はもっと意識的に伸ばしていきたいと思えました。
⑤目標志向
<特徴>
目標を明確に立てた方が力を発揮
<行動アイデア>
- 目標を設定するときは、スケジュールを定めて進捗状況を確認できるようにする
- チームでの最大の貢献は、他の人に目標を設定させること
- ひとりで独立して役目を果たす職務を探すべき、あなたは監督されなくても仕事を進めることができる
- 役割が明確で主導権を握れる仕事に集中できるとき、最高の力を発揮する
- 必ず量と質の両方を考慮して目標を定めましょう
<感想>
みんなそうかもしれませんが、確かに明確な目標がなければあまりやる意味を見出せません。
また確かに自分の範疇をこえた部分には興味がなく、逆に自分のチームのメンバーであればできるだけ成長に貢献してあげようと考えます。
まとめ
では最後にまとめます。
本書のポイントは
- 人は短所に目を向けるのではなく、長所を伸ばすべき!
- 強み=才能×投資
私の結果は
- 競争性
- 自我
- 回復志向
- 分析思考
- 目標志向
いかがだったでしょうか。
どのような人でも一度やってみる価値はあると思います。
もちろん人によって当たっている、当たっていないいろいろあると思いますが、一つの指標として認識しておくだけでも自分の人生を考えるヒントになります。
ぜひ参考にしてください!